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準備の段階

Q:自分たちの活動も、SOJO modelの考え方で見直してみたいと思うのですが、まったく自信がなく、どこから始めたらいいかわかりません。

A:とりあえず、あなたの気持ちをわかってくれそうな人たちと、何かテーマを決めて、そのあるべき姿や実現すべき状況、あるいは、本当は何のためにやっているのだろうかなどというところから話し合ってみませんか。

 そうやって考えたことを経験者などにみてもらうのもいいかもしれません。
 いずれにしても気軽に試みてください。

Q:相談に乗ってもらえそうな人がなかなかいないのですが・・・・

A:自分の仕事や業務、あるいは進めている活動などの目的を見直すところから出発してみてはいかがでしょうか。

 目的、目標が具体的になっているのか、そしてそれは、その業務や活動の対象となる人たちが、どのような姿を実現しようとするものなのか、ということを考えるところから出発して、参加的目的描写法の第1段階のようなことを考えていくというステップです。

 できれば、このステップを誰かと相談しながら進めることも大切でしょう。ここで、「誰か」とは、一緒に事業や活動を進める人であったり、その事業や活動の対象となる当事者であったりという意味です。

 「私が、自分の業務や活動の目的を見直したいから相談に乗ってくれないか」という問いかけをすれば、案外相談できる人がいるかもしれません。

Q:どこかの地域かグループでワークショップを始めたいと思うのですが、どんな人に、どのように働きかけたらいいのかわかりません。

A:まず、その地域やグループの中で、SOJO modelの考え方をわかってくれそうな人に相談することです。

 その際、「こんな考え方、進め方があるからやってみませんか」と問いかけるのではなく、自分自身が、このような進め方をやってみようと思った動機や、そこに至った問題意識などをきちんと説明することが大切です。

 このような進め方をとることで何が期待できるのか、あるいはどのような問題意識が解消できる可能性があるのかということを一緒に考えてみてください。

 つまりそのようなことを話すことのできる人、同じような問題意識を持っている人に相談するということです。

 そのような人たちに、どんな人たちに集まってもらうのか、誰が、どんな場で、どのように説明するのかということも相談するのが現実的でしょう。

Q:そのような問いかけや働きかけをする際のこつのようなものはありますか。

A:相手に対して、自分の問題意識として問いかけることが大切でしょう。

 しかし、コツというのは、たぶん、自分の言葉で問いかけてみて、相手の反応を見ながら、相手はどのように思っているだろうか、それに対してどう問いかけたらわかってもらえるだろうかということを、自分なりに試みて、その中から「ああ、こういうことなのか」という感じで自分でつかみ取るものだと思います。

 とにかく自分の気持ちを伝え、相手の気持ちもわかる努力をしてその中から共有できるところを見つけだすことを試みてはいかがでしょうか。

Q:私たちの地域には、地域に愛着を持っている人とそうでないひといて、このような話し合いに入る姿勢などは、それによって違うのではないかと思います(例えば、持ち家か貸家か、その町で仕事をしているか他の町に仕事に行っているか、長く住んでいるかどうかなど)。

 地域の住民全体を巻き込んで盛り上げるにはどうしたらよいのでしょう。

A:最初から、「住民全体で」とか、「住民みんなで」ということは無理なことです。

 とにかく、最初は関係のありそうな人、関心のありそうな人、あるいは広報などで呼びかけて集まってくれる人たちとワークショップを始めてみましょう。

 最初の頃はなかなかうまくいかないもので、話し合いから離れていく人も出てきます。それでも、残った人たちで、自分たちの地域のことだと思えるようになって、その人たちが、友達や、こんな人にも入ってもらおうと思うような人たちを誘うようになって、だんだん広がるのを待ちましょう。