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ワークショップの運営段階

Q:参加者に対して、最初にワークショップの趣旨を説明すると思いますが、どのようなことを説明すればいいかわかりません。

A:大切なことは3つあると思われます。
 まず1つは、なぜSOJO modelを採用しようとしたのかということです。SOJO modelに含まれている基本的な考え方や進め方が、今自分の持っている問題意識や現状認識と、どのように結びついているのか参加者にわかってもらうことです。

 2番目は、このような進め方で期待される成果も説明する必要があります。その成果の、参加者にとっての意義も示しておくことも重要です。

 そして3番目に、これまでやってきた考え方や進め方と何が違うのかということも説明しておくことも大切です。

 いずれにしても、なぜこのような進め方をしようとしたのかということを自分の言葉で伝えようとすることが大切で、準備の段階で相談した人と、どのように説明すれば参加者がわかってもらえるのかということも相談して、練習してみることも必要かもしれません。

Q:「あるべき姿」「理想の姿」を出すと言っても、なかなか出てこないため、問題から出してもらったらとても盛り上がりましたが、それではいけないのでしょうか。

A:大切なことは3つあると思われます。
 まず1つは、なぜSOJO modelを採用しようとしたのかということです。SOJO modelに含まれている基本的な考え方や進め方が、今自分の持っている問題意識や現状認識と、どのように結びついているのか参加者にわかってもらうことです。

 2番目は、このような進め方で期待される成果も説明する必要があります。その成果の、参加者にとっての意義も示しておくことも重要です。

 そして3番目に、これまでやってきた考え方や進め方と何が違うのかということも説明しておくことも大切です。

 いずれにしても、なぜこのような進め方をしようとしたのかということを自分の言葉で伝えようとすることが大切で、準備の段階で相談した人と、どのように説明すれば参加者がわかってもらえるのかということも相談して、練習してみることも必要かもしれません。

Q:第1段階で、実現する具体的な姿を話し合っているとき、その中の一つに対して、グループの中で「なぜそんなことが必要なのか、そんなのは必要ない」いう人がいて、気まずい雰囲気になりました。そのようなときの対応策はどうすればいいのでしょうか。

A:そういわれると、こちらもむきになって、一生懸命なぜそれが必要かということを説明しようとする人がいます。そうなると相手も、さらに執拗に、あるいは、言葉尻を捉えるようにして、それが必要ではないことを強調しようとします。それが続くと、泥沼に入っていくのがわかっていても、どうしようもなくなり、最後には、こんな話し合いは、方法が悪いんだ、などという結論になってしまうことがあります。

 そのような場合、まず、「なぜそれが必要なの?」といわれた人が、むきにならずに「それでは、あなたは、どんな事が必要だと思うのですか」あるいは、「あなたの考える理想の姿はどんな姿なのですか」とやさしく問い返すようにしましょう。

 他人の意見に対して、そのような発言をする人の中には、自分の意見は持たずに、評論をするだけになってしまう人がいます。

 その人の考えているイメージを引き出すようにしてみてはいかがでしょうか。

Q:第1段階の話し合いで、実現するべき姿を考えるということに納得できず、どうしても「現実はそうではない」とか、「そんなことができるはずはない」、あるいは、「そういうことについての問題を解決するために自分たちは何年も取り組んできてなかなか難しいのにそんな夢みたいなことを言っていて解決するはずはない」「世の中はそんなに甘くない」などと主張が強く、周りの人が困ってしまうのですが・・・・。

A:考え方を変えることはとても難しいことです。特に、今まで問題解決のためにがんばってきた人にとって、あるべき姿から考えるという進め方が「問題を明確にしない」と思えて気になる人もいるようです。

 私たちは、そのような人たちには、「私たちは、問題、をそもそもあるべき姿と現状とのギャップと捉えるから、現在の状況を話し合うのではなく、そもそもあるべき姿から話し合おうとしているのである」ということや「問題解決の方法として、原因を分析的に探してそれを取り除く方法とあるべき姿の実現のための条件整備をはかる方法との2通りある」ということを説明します。

 それでも納得できない人に対しては、その人が今回の話し合いの進め方のどこが気になっているのかを丁寧に尋ね、それに対する答えを一緒に考えますが、どうしても納得してもらえず、「やっぱり問題を明確にするべきだ」という主張が繰り返されるようなら、その人は、分析的なものの考え方が合っているのでしょうから、そのような話し合いをする場に移ってもらうようにするのも一つの方法でしょう。

Q:条件を考える時,それは上位に置くべきか下位に置くべきか悩むことがあるのですが・・・・。

 例えば、「条件A」と「条件B」と考えたとき、「Aという状況を達成するためには、Bということが必要である、あった方がいい」あるいは、「BをすることによってAを達成できる」という関係の時に上位の目的とその手段という関係が成り立ちます。

 そのような表現が成り立つかどうかを一般的な常識に当てはめて考えてみましょう。過去の研究成果を参考にすることも必要かもしれません。

 しかし、ワークショップではなしあう目的は、条件充足のために必要な方法や参加者の役割を考えることです。その意味から言えば、どちらが上位なのかということはそれほど重要な意味を持ちません。どうしても気になる人は研究課題として深めてみてはいかがでしょうか。

 このワークショップを進める際には、とりあえずどちらかにおいて、話し合いを先に進めましょう。

 計画書や報告書、あるいは役割行動表などにまとめてみると、どちらが上位穴の化と言うことはそれほど意味がないということがわかります。