A:考え方を変えることはとても難しいことです。特に、今まで問題解決のためにがんばってきた人にとって、あるべき姿から考えるという進め方が「問題を明確にしない」と思えて気になる人もいるようです。
私たちは、そのような人たちには、「私たちは、問題、をそもそもあるべき姿と現状とのギャップと捉えるから、現在の状況を話し合うのではなく、そもそもあるべき姿から話し合おうとしているのである」ということや「問題解決の方法として、原因を分析的に探してそれを取り除く方法とあるべき姿の実現のための条件整備をはかる方法との2通りある」ということを説明します。
それでも納得できない人に対しては、その人が今回の話し合いの進め方のどこが気になっているのかを丁寧に尋ね、それに対する答えを一緒に考えますが、どうしても納得してもらえず、「やっぱり問題を明確にするべきだ」という主張が繰り返されるようなら、その人は、分析的なものの考え方が合っているのでしょうから、そのような話し合いをする場に移ってもらうようにするのも一つの方法でしょう。