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計画から実践へ(南足柄市での活動)

これまでの活動で得られたもの

効果

 最も大きな効果は、話し合いに参加した人の心の変化だと思います。目標を具体的に共有していくプロセスから、それに向かってみんなで協力していこうという前向きで積極的な雰囲気に変化していきました。

 次に参加した人の多くが、話し合いを通して自分自身の生き方を考えるようになり、自分の役割を意識し、ひと声かけあいながら、地域の人と積極的に関わるように変化していったことも今回の活動の効果だと思います。

 “話し合い”だけではより良い地域活動とは評価されにくかった現状を、広町げんき作戦推進委員会メンバーの活動を発表していくことで、地域の住民や関係団体、行政職員への理解が深まっていったと思います。

活動継続への期待

 話し合いでは、目先のことだけでなく、将来どうあるべきか、どう考えるのかを重点に考えてきたため、活動を実践する過程でみんなの意見がまとまらなくなってきた時などには、メンバーから、「私たちは何をめざしていたのかもう一度考えてみましょうよ」という目的に戻るという冷静な意見がでるようになりました。

 いろいろな考え方の人がいる地域の中では、こういった前向きな話し合いができる住民や組織があることがとても大切であり、このことがみんなで協力した活動を継続することにつながっていくと考えられます。

地域での活動の広がり

 話し合いの当初は、何をやっているのかわからない、理想論だ、もっと他に問題が山積しているのに・・・という批判の声も多かったが、推進委員会の積極的な姿勢や、話し合うことの大切さを自分の言葉で周囲に説明できるようになったことから、批判はほとんどなくなりました。

 住民の力を信じることが発展につながると実感しています。

 今まで、地域の団体は個々に活動していることが多く、横のつながりがほとんどありませんでした。

 しかし、この広町げんき作戦推進委員会が立ち上がり、話し合いの中で、お互いの活動の協力を呼びかけたり、相談をしたり、地域全体で活動が進められるようになり、“げんきの輪”が広がってきています。

地域での自主的な活動

 地域自治の原点に立ち返り、自分たちで話し合った内容を、自分たちの言葉で表現し、それに基づいた活動を、自分たちで立ち上げた推進委員会を中心として進めていこうとしています。

 「自分たちで考えてきたことだから、みんなで進めていこうよ!」というメンバーからの意見は同じメンバーの心に響き、みんなで協力してがんばっていこうという雰囲気になりました。

連携や協働

 住民と行政が一緒に理想から話し合うことを通して、住民と行政の協働のあり方を改めて考えるきっかけになりました。

 同じ目的を共有する住民のパートナーを見つけ、お互いが目的達成に向けて協力しあうことが大切であることを学び、関係性を深めることができました。

今後の取り組み

・それぞれの地域で、作戦会議(話し合い)を経験した人たちが中心となり、地域のより多くの人に声をかけあいながら、みんなで作った地域独自の計画書に基づき、協力しながら活動を推進していく。

・それぞれの地域で、5年後には、活動の評価(実態調査)を行ない、目標の達成度をはかる。

・地域の住民組織の活性化をめざし、げんきサポーターが作成している「住民による地区組織活動のプロセス評価」を実施し、それぞれの地域の活動に活かす。

・3つの自治会で行なった『地域げんき作戦会議』の経験を活かし、より多くの地域で作戦会議を実施する。

・作戦会議から実際の活動へと進んでいる自治会が中心となり、「私たちの地域の健康づくり」などを開催し、自治会ごとの取り組みや寸劇や紙芝居、スライドなどでより多くの市民に紹介し、全市的な取り組みにつなげていきたい。