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大越町の概況

 福島県旧大越町は、周囲を山に囲まれ豊かな自然に恵まれた、当時人口6千人の町でした。現在では周囲の町村と合併して、人口も約45,000 人のT市となりました。

 旧大越町では、1993年に国の「地域保健特別推進事業」を取り入れ、健康なまちづくりを推進することとしました。

 高齢化が進む中、行政と住民、組織や団体が縦割り的ではなく、それぞれが持っている力を出し合って安心して暮らせるまちづくりの実現を目指し、話し合いを始めたのは1993年のことでした。

 はじめは、「地域の高齢者の実態を知る」ということで、白山区の高齢者の生活の実態を話し合っていたのですが、だんだん話が暗くなり行き詰まってきました。

 そのころ、蘇陽町に視察に行った人たちから、あんな活動ができたらいいねという声が上がり、「住み良い、健やかな地域とはどのような地域だろうか」というテーマのブレーンストーミングの試みを始めました。しかし、最初の頃は、実態把握から入る方法とSOJOとが混同していたような感じでした。