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準備の段階

専門家と相談

 最初に、住民の学習を通して、例えば介護を考える会や、子育てを考える会などの自主グループを育成し、それらのグループが互いに結びつき、ネットワークをつくりあげていくという構想でしたので、その当時県立総合学院に講義に来ていた松下拡先生に相談して、地域での高齢者の実態を知るための学習会をグループワークで組み立てました。


担当者間での事前打ち合わせ

 SOJO model によるワークショップを始めるに当たり、担当保健師は、同僚の保健師やプロジェクトチームのメンバーに相談しました。

 そこでは「区民アンケート調査結果から出てきた50代の女性の介護不安の問題はどうするんだ」「まずは問題解決が先ではないか」「今までいろいろやってきたけどなかなか進まないので新しい話し合いをやってみてはどうか」「うまくすすめられるのか」「時間がかかるのではないか」などの意見が出ました。

 担当者や多くのスタッフにとっては、SOJOによるワークショップは初めての経験であり、住民はどんな反応をするのだろう。住民の質問に答えられるのだろうかなど不安で一杯でした。

 担当した保健師自身も今まで一度もSOJOによるワークショップを体験していないこともあり、説明できるか考えるとマイナス思考になっていました。

 しかし、問題を見いだすためにアンケートを実施し、結果について解決策を話し合ってきても何をすればよいか先が見えていなかったあの時期は、SOJOモデルに切り替えることで新しい出発になると思ったことや、視察研修先のいきいきした活動が頭から離れず、みんなでやればいいんだとSOJOモデルに取り組むことを提案しました。

ワークショップ参加者の募集

 住民と一緒に話し合うワークショップをを進めるに当たり、一つの地区をパイロットとして白山区を選定しました。

 その地区では、区長さんが熱心で、しかも自分でどんどん進めるのではなく、なるべく地区のいろんな人と話し合って決めようという姿勢の人でした。

 まず、その区長さんに、今回のワークショップの進め方を相談し、その区長さんと話し合って、この話し合いをするのに、どんな人たちと進めていけばいいのかを考え、候補者をあげてみました。その上で、区長さんと保健師とが候補者の家を回って今回やろうとしていることを伝え、参加の意向を確かめました。

 その結果、参加に同意した人は60数名になりました。